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バーナンキ効果?東証1万6千円を回復 「ヘリコプター・マネー」論議活発化なるか オプション王子の手法なら乱高下でも関係ない

勝つことが分かっている選挙では、選挙運動期間中に相場が下落しようがあまり気にしないという事が今回よく分かった。

勝ってから、歓迎相場を演出するために上げるのだ。

それを学べただけでも今回の選挙は有意義だった。

たった2日で1000円以上の値上がりを見せた日経平均。

ただこんな乱高下に一喜一憂する必要のないオプション王子の日経225オプションを使ったストラテジファンドをご存知だろうか。

既に2016年でこのオプション王子が率いるファンドは顧客リターンベースで40%以上のリターンをたたき出している。

12日午前の東京株式市場は、政府の経済対策や日銀の金融政策への期待感からほぼ全面高となり、日経平均株価の上げ幅は一時500円を超え、英国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利した6月24日以来、約半月ぶりに一時1万6000円台を回復した。

 午前の終値は、前日終値比415円54銭高の1万6124円36銭。

 輸出関連株を中心に主力株が軒並み買い進まれ、一時528円高の1万6237円まで急騰する場面もあった。

 東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=103円台前半まで円安ドル高が進んだ。

 バーナンキ前米連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日に日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁と会談、12日に安倍晋三首相と会うことから、国民に直接お金を供給する「ヘリコプター・マネー」論議が活発化するとの思惑も広がっている。

 前日の米ダウ工業株30種平均は80・19ドル高の1万8226・93ドルと約1年2カ月ぶりの高値になった。前週末発表の米雇用統計が堅調だったことが引き続き材料視されたほか、日本の参院選で与党が勝利し「安倍政権が打ち出す経済対策への期待感が出ている」(アナリスト)ことも相場を押し上げた。

11日午後に、日銀本店でバーナンキ氏が黒田総裁と会談したと伝わると、円相場は一気に円安方向に動く場面があった。バーナンキ氏は1929年に始まった大恐慌や日本の平成不況などの研究で有名な経済学者。議長就任前のFRB理事時代に、ヘリコプター・マネーが日本のデフレ脱却には有効だと指摘したことがある。

 円安で企業の収益悪化懸念が後退したほか、英国でメイ内相が次期首相に就任すると決まり、欧州の政治情勢が安定に向かうとの見方も相場を支えた。市場では「参院選で与党が勝利し、経済対策への期待が出ている」(大手証券)との声があった。

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