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ドイツ銀はライツイシューの公算大-オートノマス

ドイツ銀行は法的問題の費用を賄うためにライツイシュー(株主割当増資の一種)を実施をする公算が最も大きいと、オートノマス・リサーチが指摘した。

資産運用事業の売却やコメルツ銀行との合併といった他の選択肢はさらに有害だと解説した。

  オートノマスのスチュアート・グレアム最高経営責任者(CEO)は3日のリポートで、ドイツ銀が住宅ローン担保証券をめぐる米司法省の調査に絡み56億ドル(約5700億円)、ロシアでのマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑に絡み25億ドルの支払いに直面する可能性があるとし、これらによって最大95億ユーロ(約1兆800億円)の資本不足に陥り得ると試算。

幾つかの選択肢があるものの、いずれも「魅力がない」との見方を示した。

  ドイツ銀の広報担当者はコメントを控えた。

  オートノマスが引用したプロセンサスの調査によると、投資家はライツイシューを経営陣が使う可能性の最も高い手段とみている。

報酬を返還させるクローバックとボーナス停止が2番目に可能性が高く、コメルツ銀との合併は6つの選択肢の中で最も低確率とみられているという。

  オートノマスはドイツ銀がライツイシューで調達できるのは57億ユーロと試算し、ボーナス停止とクローバックでさらに資本を強化できるとの見方を示している。

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