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原油価格が1%超の高騰、イラクがOPECの減産同意に協力へ

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週明け28日のニューヨーク市場では、ウィーンで開幕となったOPEC会議の席上でイラクがOPECの減産同意に協力する姿勢を示したことを受けて、WTI原油先物価格は先週末比で1%を超える上昇率となる47.14ドルまで戻す展開となっている。

OPECの減産同意による減産の実施は11月30日から実施となることが予定されており、OPECはギリギリのタイミングでイラクの合意を取り付けることに成功したこととなる。

ただし、現在、供給超過に陥っている原油の需給関係を正常化させるためには、非OPEC国となるロシアからの減産の同意も取り付ける必要もあり、ロシア抜きでOPECが単独で減産を実施してもその分、ロシアが増産に踏み切れば、減産分の利益はOPEC諸国からロシアに移転するだけに、原油の需給関係正常化は成し得ないことともなる。

ロシアとの交渉に関しては。ベネズエラの石油相がモスクワを訪問して現在、進めており、今後は、OPECとロシアとの減産交渉の行方が原油価格上昇のカギを握ることとなる。

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