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ドルは14年ぶり高値更新も、日銀の債券大量購入継続で

2016.12.08

20年余りで最も急激なドルの対円上昇は続き、2015年6月に付けた14年ぶり高値の125円86銭を超える可能性があると、プリンシパル・グローバル・インベスターズのチーフエコノミスト、ボブ・バウア氏はみている。
日本銀行の9月の政策転換の強力さを投資家はまだ十分に評価していないという。

 同氏は10年物国債の利回りをゼロ付近に維持する日銀の政策が少なくともあと2年続くと予想。
一方で米当局は今から17年末までの間に最大4回利上げをして米10年債利回りは3%を超える公算があり、これが対円でのドル相場上昇を促す見込みだという。

 同氏は今週ロンドンを訪れた際にインタビューに応じ「日銀は利回りをゼロに維持するために大量の日本国債を買わなければならないだろう。また大規模なバランスシートを長期にわたって維持しなければならないかもしれない。これは本質的に、ミルトン・フリードマン氏がヘリコプターマネーと呼んだものだ」と語った。「数字を挙げることはできないが、円安要因であることは確かだ。現時点で人々が考えている以上にそうだろう」と述べた。

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