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イタリアの200億ユーロの銀行救済基金は十分-伊中銀総裁

2017.01.30

イタリア銀行(中央銀行)のビスコ総裁は、同国政府の200億ユーロ(約2兆4600億円)の銀行救済基金は経営難の銀行の資本増強に十分との認識を示し、約3分の1の資金はモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナに使用されると述べた。

  ビスコ総裁は28日、モデナで開かれた会合で講演し、
「イタリアが経済と銀行セクターに打撃を与えた危機を切り抜ける中で、この措置は極めて重要なものだ」と指摘。
「ストレステストの結果に関連する条件をはじめ、法令に定められた条件を他のイタリアの銀行が満たすために必要な資本増強に対応する余地は十二分にある」と説明した。

  また同総裁は、「2016年にイタリアで講じられた措置は官民両セクターの貢献により、他の危機的状況に前向きに対処することを可能にした」と述べた。
その上で、大半の銀行は不良債権を「直ちに売却」する必要はないとしても、依然として削減する必要があると付け加えた。

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