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仏大統領選 円相場は大きく値下がり

2017.04.24

週明けの取り引きが始まったオセアニアの外国為替市場は、フランス大統領選挙でEU=ヨーロッパ連合の枠組みの堅持を前面に掲げるマクロン前経済相が決選投票に進むことが確実と伝えられたことから、安全な資産としてこれまで買われてきた円を売る動きが強まり、円相場はドルやユーロに対し大きく値下がりしています。

24日のオセアニアの外国為替市場は、フランスの大統領選挙の1回目の投票で、EUの枠組みの堅持を前面に掲げる中道で無所属のマクロン前経済相とEUに否定的な立場をとる極右政党・国民戦線のルペン党首が決選投票に進むことが確実と伝えられ、EUに批判的な候補者がそろって決選投票に進むことが避けられたという受け止めが広がりました。

このため、比較的安全な資産としてこれまで買われてきた円を売る動きが広がり、円相場は、先週末の外国為替市場と比べて1円以上、円安ドル高となる1ドル=110円台後半まで値下がりしました。

また、ユーロに対しては、先週末より3円以上、円安ユーロ高となる1ユーロ=120円台後半まで値下がりしました。

市場関係者は「当初の予想どおりの結果となり、EUに批判的な候補2人による決選投票を警戒してリスク回避に動いていた市場は、いったん落ち着きを取り戻した形になっている」と話しています。

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