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ブレバン・ハワード旗艦ファンド、4月に約1100億円流出

アラン・ハワード氏率いるブレバン・ハワード・アセット・マネジメントの旗艦ヘッジファンドで投資家による資金引き揚げが続き、4月に約10億ドル(約1100億円)が流出した。同ファンドの投資家向け書簡に基づいたブルームバーグ・ニュースによる算定で明らかになった。

  書簡によると、ブレバン・ハワード・マスター・ファンドの運用資産は4月末時点で87億ドルと、その1カ月前の約100億ドルから減少。4月の運用成績はマイナス0.7%だった。
算定では為替変動は考慮していない。
  運用成績の低迷を受け投資家らが資金引き揚げを要請したため、運用資産は過去1年間にほぼ半減している。ブレバン・ハワード・アセット・マネジメントの広報担当者はコメントを控えた。

  米金融当局の金融政策が一段と正常化するとの見方から、マクロ・トレーディングへの関心が回復しているにもかかわらず、投資家らはブレバン・ハワードの旗艦ファンドから引き続き資金を引き揚げている。
データ提供会社イーベストメントによれば、マクロ・ヘッジファンドには1-3月(第1四半期)に計約115億ドルが流入した。昨年1年間では約100億ドルが流出していた。
  4月の運用成績がマイナスとなったことから、ブレバン・ハワード・マスター・ファンドの1-4月の成績はマイナス3.1%に悪化。昨年はプラス3%と、年間ベースでは3年ぶりのプラスとなった。

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