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米国株:急落、ダウ平均370ドル安-トランプ政権の不透明感で

2017.05.18

17日の米国株は急落。ダウ工業株30種平均の下げは370ドルを超えた。トランプ米政権を巡る問題が世界の金融市場を動揺させる中、投資家の間では6月の米利上げ見通しを再考する動きが広がった。

  S&P500種株価指数は1.8%安の2357.03。
ダウ工業株30種平均は372.82ドル(1.8%)下げて20606.93ドル。ナスダック総合指数は2.6%下げた。
この日、ボラティリティ指数は46%急伸した。

  エバーコアISIのポートフォリオ戦略責任者デニス・ディバッシャー氏は「政治的な不透明感は相当期間続く可能性が高い」という不安感が終日、市場を覆っていたと述べた。

  S&P500種の業種別11指数では不動産、公益事業のみが上昇した。10年債利回りの大幅低下が好材料となった。金融は3%下落。資本財・サービスは2.1%、情報技術は2.8%下げた。

  個別ではコルゲート・パルモリブ、アメリカン・タワーが上昇。ウォルグリーン・ブーツ、コメリカが下落。
出来高を集めたのはターゲット、エレクトロニック・アーツなど。
  

  トランプ大統領は解任前のコミー連邦捜査局(FBI)長官に対し、フリン大統領補佐官(国家安全保障担当)を対象とした捜査の中止を求めていた。
コミー氏が大統領執務室でトランプ氏と話した後に内容をメモに記録。この写しを受け取った関係者1人が16日明らかにした。

  現在の実効フェデラルファンド(FF)金利ならびに翌日物指数スワップレートに基づくと6月の利上げ確率は約62%と、1週間前の80%から低下した。

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