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NY原油は大幅続落、米生産が減産延長を台無しにとの懸念で

31日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が大幅続落。

石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国が減産合意を延長したものの、米原油生産がなかなか減らないために世界的な供給超過は解消されないとの見方が広がっている。

  サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は減産が奏功しつつあり、世界の在庫水準は2018年初期には過去5年平均に減少すると述べた。
この発言が伝わった後、原油は下げ渋る展開となった。

  エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏はリビア増産の報にマーケットは即座に反応したと指摘した上で、「努力を続けるとのコメントがサウジとロシアから競うように出たことが」市場の反応を和らげたと発言。
「口先介入が効くこともある」と続けた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は前日比1.34ドル(2.70%)安い1バレル=48.32ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント7月限は1.53ドル(2.6%)下げて50.31ドル。

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