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「世界の金融センター」今後も地位変わらず

2017.10.04

ロンドンの高級住宅街の物件は向こう5年間で20.3%値上がりすると、不動産仲介会社のサビルズが予想した。欧州連合(EU)離脱をめぐる懸念が後退するとともに、ロンドンが世界の金融センターとしての地位を保ち海外からの買い手をひき付けるとみている。

 ロンドン中心部の一等地の住宅価格は、買い手がEU離脱の影響を見極めようとするため2018年は横ばいとなり、19年に反発を始めるだろうと、サビルズがリポートに記述。14年のピークから15.2%に達した値下がりに終止符が打たれると予想している。

 外国人の買い手に対する依存度が比較的低い中心部以外の高級地域の価格は、22年末までの5年間に10.2%上昇すると見込む。

 相次ぐ増税やEU離脱をめぐる不透明でロンドン高級住宅の市況は悪化したが、世界の金融センターとしての地位を失うという懸念は「行き過ぎていた」とサビルズの世界調査責任者、ヨランド・バーンズ氏が指摘した。

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