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投資家ロジャーズ氏、債務膨張を懸念 「次の弱気相場は人生最悪」

2018.02.22

著名投資家のジム・ロジャーズ氏は、このほどブルームバーグとのインタビューに応じ、株式の次の弱気相場について、「これまでのいかなる下降局面よりも深刻なものになる」との見方を示した。

 ロジャーズ氏は「金融危機以降、グローバル経済の債務がさらに積み上がり、米国ではそれが特に顕著だ」と指摘した。

 ロジャーズ氏は、株式市場がこれから弱気相場の領域に入ろうとしているとは発言せず、弱気相場入りの時期を知っているとも主張しなかったものの、「8日に再び下げたことに驚いていない」と述べ、「(今後は)大幅な下げが続く」と予想した。

 ロジャーズ・ホールディングスの会長を務めるロジャーズ氏は「再び弱気相場に入る時は、人生最悪のものとなるだろう。債務はあらゆる場所に存在し、今やさらに大きく増えている」と語った。

 ダウ工業株30種平均は金融危機の際、2007年10月のピークと09年3月の安値との比較で50%余り下落。ITバブルでは2000年に高値に達した後、02年に安値を付けるまで38%下げていた。

 ロジャーズ氏は「3月に連邦公開市場委員会(FOMC)が追加利上げを決定するまで恐らく神経質な状態が続くが、相場はその後上昇しそうだ」と予測した。

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