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ブリッジウォーターが世紀の逆張りか-欧州株ビッグショート約2兆円

2018.02.27

資産家のレイ・ダリオ氏が創業した世界最大のヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツは、欧州株の主要銘柄が下落する方向に184億5000万ドル(約2兆円)を投じている。他の大部分の投資家が進む方向に逆行する動きだ。

  ブルームバーグが集計したデータによれば、米株投資では今月これまでに97億ドルが失われたが、ユーロ圏株式への投資は32億ドルの価値を生んだ。ブリッジウォーターの同業他社のほとんどはユーロ圏の株価が上昇する方向に賭ける投資を行っている。 

  BB&Tインスティテューショナル・インベストメント・アドバイザーズのマネジングディレクター、リック・ハーマン氏は「驚いている。それは大きな賭けだ。ダリオ氏とそのチームは非常に自信を持っている。間違いなくコンセンサスから外れている。欧州株は割安であり、企業利益の伸びも力強さを増している」と指摘した。

  ダリオ氏はこれまで常に他人と異なる道を歩んでおり、他のヘッジファンドが逆方向の投資を行う場合は特にそうだが、同氏のビッグショートポジションは、その文脈で捉えることができるだろう。

  ブルームバーグのヘッジファンド調査によると、ポジションをショートにしている投資家の中でもブリッジウォーターは突出しており、15日時点の220億ドル相当からは減少したものの、AQRキャピタル・マネジメントの投資残高をなお43%上回っている。

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