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米国株、大幅反落 ダウ251ドル安 米GDP受け売り膨らむ

2015.01.31

1月30日のダウ工業株30種平均は大幅反落した。

終値は前日比251ドル90セント(1.4%)安の1万7164ドル95セントだった。

米商務省が30日発表した14年10~12月期の実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率2.6%増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(3.2%増)を大幅に下回った。

世界的な景気減速が懸念される中、堅調だった米経済の成長ペースが鈍るとの見方から米株式には売りが膨らんだ。

ダウ平均が前日に220ドル超上昇した反動に加え、週末とあって米株式には手じまい売りも出た。

景気の減速基調が強い欧州では主要国の株価指数が軒並み下落。

投資家のリスク回避姿勢が強まったことも米株式の売りにつながった。

一方、朝方にはダウ平均が小幅高に転じる場面もあった。

前日夕に発表した14年10~12月期の決算が好感されたクレジットカード大手のビザが大きく上昇するなど、米企業業績への期待が相場を支えた。

ニューヨーク原油先物相場が急伸したこともエネルギー関連株の買いを誘った。

1月のダウ平均は昨年12月末から658ドル下落した。下げ幅は月間ベースで14年1月以来、1年ぶりの大きさとなった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比48.167ポイント(1.0%)安の4635.240で終えた。

一方で原油先物の急騰に引きずられるように「エネルギー」は上昇した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約12億1000万株(速報値)、ナスダック市場は約21億7000万株(同)だった。

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