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投資信託純資産は伸びている

投資信託協会が発表している統計データを使用してちょっとした投資信託にまつわるお遊びをしてみようと思います。

 

●公募投資信託全体の純資産総額

公募投資信託には「株式投資信託」「公社債投資信託」の2種類があります。

これを区別して積み上げグラフがあります。
投資信託 純資産総額 公募投資信託
意外だったのは公社債投資信託の動きです。
このグラフを見てみるまでは全く意識すらしていたかったが2000年頃には40兆円を超えており、株式投資信託の倍以上もあった。

そのおかげか、バブル崩壊から株式投資信託が冷え込む中、公募投資信託全体の純資産総額は40兆円~50兆円程度でほぼ横ばい。

また、2001/2002年頃からの公社債投資信託の落ち込みと、入れ替わるようにして2003年頃からの株式投資信託の伸びも非常に面白いところです。



●公募投資信託全体の本数

今後は公募投資信託の本数を表したグラフです。
投資信託 本数 公募投資信託
これまた面白いグラフですねぇ。
1993年~1997年にかけて公社債投資信託は2000本以上あったようです(月次でのピークは1995年7月と8月の2126本)。それが、今では160本程度まで減少しています。

株式投資信託は2000年代前半は3000本を割り込んでいましたが、純資産総額増加の流れに乗ってか急激に本数を増やし、今では5000本を超えています(2014年12月時点で5404本)。

●1本当たりの純資産総額 (株式投資信託)

純資産総額と本数を出したので、1本当たりの純資産総額もついでに計算されたグラフをみていきます。
ここでは「株式投資信託における1本当たりの純資産総額」と「株式投資信託全体の純資産総額」をグラフ化しています。
全体の純資産総額が左軸、1本当たりの純資産総額が右軸です。
投資信託 純資産総額 株式投資信託
だいたいの期間において、「株式投資信託における1本当たりの純資産総額」と「株式投資信託全体の純資産総額」は連動しています。
が、最近は大きく事情が変わっています。
純資産総額は大きく増えているものの、1本当たりの純資産総額は増えていません。
リーマンショック時の目減り具合は凄まじいですが、一本一本見ていくとその後はたして回復しているのかというところが私の一番興味のあるところ。
実際に70%以上下落した投資信託がこのようにV字回復しているものなのか・・・
総額のデータしか出してきませんからねぇ。
なぜなら投資信託協会が出しているデータを引っ張ってこさせてもらっていますので当たり前のことなんですよね。

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