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英バークレイズ、次期CEOにステーリー氏の起用を計画

英銀バークレイズは次期最高経営責任者(CEO)として、JPモルガン・チェースで幹部を務めたジェス・ステーリー氏を近く起用する見込みだ。
事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

同関係者によると、バークレイズは監督当局にステーリー氏がCEOの最有力候補だと伝えており、2週間以内に起用を発表する可能性がある。
同関係者はこれが最終決定でないことを理由に匿名で明らかにした。バークレイスの広報担当ケリー・コーエン氏はコメントを控えた。

現在、ヘッジファンド運営会社ブルーマウンテン・キャピタル・マネジメントでマネジングパートナーを務めるステーリー氏はJPモルガンに34年間在籍。
ブラジルの投資バンカーから資産管理・投資銀行部門責任者まで上り詰め、一時はジェイミー・ダイモンCEOの後継候補とみられていた。

バークレイズのジョン・マクファーレン会長は事業再編が遅々として進まないことに業を煮やし、アントニー・ジェンキンスCEO(当時)を7月に更迭。
後継CEOの人選を進めている。

マクファーレン会長は訴訟費用の急増で打撃を受けた業績立て直しに向け、改革ペースの加速とコスト削減・事業整理の推進を打ち出した。

ステーリー氏はJPモルガンが2012年にロンドンのチーフ・イ ンベストメント・オフィス (CIO)で巨額の取引損失を出した問題を受けて行った経営陣刷新により、日常の管理責任者から外され、昇進も見送られた。
その数カ月後、同氏はブルーマウンテンに移籍した。
ステーリー氏のバークレイズ次期CEO起用の可能性については先に12日付英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じていた。

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