世界の投資関連ニュースを独自視点でお伝えしています。

ゴールドマンCFO:債券トレーディング回復は時間かかる可能性

米ゴールドマン・サックス・グループのハービー・シュワルツ最高財務責任者(CFO)は15日、決算発表後のアナリストとの電話会議でいつもと同じように、債券業務に関して忍耐が必要だと説得しなくてはならなかった。

「当社が取った措置の結果は、顧客活動の回復と競争環境の変化継続が確認されるまでは実際に分からないだろう」と同CFOは述べ、「それにはしばらく時間がかかるかもしれない」と話した。

7-9月(第3四半期)の同社の債券トレーディング収入は前年同期比で34%減少した。
これが響き、利益は4年ぶりにアナリスト予想を下回った。債券トレーディング事業は2四半期連続で競合他社に後れを取った。

これまでに決算を発表した4社の中でのゴールドマンの過去6カ月の債券トレーディング収入シェアは、ロイド・ブランクファイン氏が2006 年に最高経営責任者(CEO)に就任して以来の最小となった。
シュワルツCFOは、債券トレーディング収入が2四半期連続で30%超の減少となった後も同事業を他社のようには縮小しない方針を堅持すると表明した。

収入よりも利益を重視する考えも示し、「当社の業績と株主資本利益率(ROE)、リターン、利益を見れば、当社が最も安定していることが分かる。
大切なのは全社的な利益であって収入ではない」と語った。

株価は一時の下げから上昇に転じ、3.04%高の184.96ドルで引けた。

関連記事

アーカイブ