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米雇用者:12月は29万人増、失業率5%で安定-平均時給横ばい

2016.01.11

米国では昨年12月、雇用者数が大幅に伸びた。また10、11月の2カ月分が上方修正され、年間では1999年以降で2番目に多い増加幅となった。

米労働省が8日発表した12月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比29万2000人増。ブルームバーグが実施したエコノミスト調査での最も多い予想も上回った。
予想の中央値は20万人増だった。

前月は25万2000人増に上方修正された(速報値21万1000人増)。
労働省は10月分も上向きに修正し、11月との合計で5万人の上方修正となった。
家計調査に基づく12月の失業率は5%で前月から横ばいだった。

JPモルガンのチーフ米国エコノミスト、マイケル・フェロリ氏は
「12月の雇用創出は堅調だった」と指摘。「これで米経済が成長の勢いを失いつつあるとの懸念はやや和らぐはずだ。このところの弱い経済指標を踏まえると、これは安心感を与える内容だ」と続けた。

2015年全体では雇用者数の増加幅は265万人となり、14年(310万人)との2年間では1998-99年以降で最も大きな伸びだった。
12月の平均時給は前月比変わらず。前年比では2.5%増。市場予想の中央値では前年比2.7%増だった。
全体の週平均労働時間は34.5時間で前月比横ばい。
労働参加率は62.6%と、前月から0.1ポイント上昇し、8月の水準に戻った。

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